『帰るさに
妹に見せむに
わたつみの
沖つ白玉
拾ひて行かな(3614)』
海を旅する万葉人が、真珠を拾って帰って、妻に見せてあげるという発想は、 珍しいものではありませんが、
「帰るさに(帰りに)」と言っているところが、 なんとしても生きて帰りたいという気持ちを鼓舞しているようで、 なんとなく現実味を感じてしまいますね。